あの晩、何があったのか

左手を怪我した時の詳細。
まぁ、詳細っていっても余所見しているうちに起った事なので、推測だけど。

長文＆ちょいグロです。

夕飯の支度の最中、材料を切り終わり洗った包丁を水切りカゴに入れようとしたのが事の発端。

水切りカゴの場所は左斜め上。
多分、腕が上がり足らずにカゴの淵に包丁をぶつけたんだと思う。
置くつもり満々だったから柄は緩く持ってただけ。
そんな状態でぶつけたら、当然、包丁は手から滑り落ち空中へ。
真下には無防備なオイラの左手が。
手までの距離は15cmほど。

ちなみに、包丁は出刃包丁！！

オイラの手に当たった出刃包丁はその下にあった三角コーナーへダイブ。
横に倒れる三角コーナー。
シンクにこぼれる、さっきまで切ってた鶏もも肉の欠片。

左手には何か固い物がぶつかった感覚だけ。
切れた痛みは全くナシ。

しかし、目に映ったのは赤黒い血が出ている手首の内側の親指の付け根辺り。。。

ヤバい。

ヤバい！　ヤバい！　ヤバい！　ヤバい！　ヤバい！
手首切った！
手首切った！！！
手首切ったーーーーーっ！！！！！

慌ててティッシュを何枚か掴み、傷口を圧迫。
が、ティッシュが鮮血で染まる気配は一切無く、動脈じゃなかった事に一安心。

薄いティッシュだと傷口に張り付いてしまう恐れがあったので、キッチンペーパーに切り替えて圧迫続行。
しかし、30分たっても血が止まらない。

傷口をちゃんと確認してみたところ、木の葉の形に肉が削がれておりました(((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
出刃包丁だもんね！
落下した包丁に当たって切り傷程度で済む訳ないよね！！
傷の幅は1.5cmとそんなに大きくないけど。

傷の形状から押さえてても血が止まる事は無いと判断し、病院に行く事を決意。
が、この日は運悪く木曜日。
ほとんどの病院が休み。
一応、貧血で通院してる病院に電話をかけてみたけど誰も出ない。

どうしたらいいのか途方に暮れ、仕事中のだんなに電話。
いつもなら県内各地を車で回ってるんだけど、この時はたまたま会社に。
状況を話したら、「すぐ帰る」と。
家まで車で約15分。
遠くまで出かけていたら、1時間以上かかるからね！
会社に居てくれて良かった。

作りかけの夕飯をこのまま放置しておく訳にはいかないので、ヘアゴムでキッチンペーパーを押さえて両手が使えるようにして、切った材料を冷蔵庫へIN。

肉を削いじゃったって事はシンクにオイラの手首の肉が落ちてるって事だよね。
だけど、包丁ダイブで三角コーナーからこぼれた鶏もも肉の欠片が散乱してるため、区別付かなかったｗ
まとめて生ゴミとして捨てました。

そして、だんなの帰宅を待つ間に思いついたんだけど。
手首を伸ばして傷口開きっぱなしだから血が止まらないんじゃまいか。
試しに手首を内側に曲げてみたところ、ちょっとした切り傷くらいの血の出方になった。

帰宅しただんなにあちこち電話かけてもらったところ、処置をしてくれる病院を教えてもらった。
ただし、家から1時間の距離。
翌朝まで待って近所の病院に行くべきか？

でも、命に関わるような出血量じゃないとはいえ、翌朝まで押さえ続けているのは不可能。
寝たらきっと無意識に手首伸ばしちゃう。

結局、遠くてもすぐ処置をしてもらう事を選択。
病院に着いたのは21時過ぎ。

2針縫った。
肉引っ張り寄せて縫ってもらった。
止血はとくにされず、傷口からまだ血が滲んでたよ。
先生いわく、「包丁で怪我した割には軽傷」。
えぇ、オイラもそう思います。
包丁の規模と状況から、ほんと、よくこの程度の傷で済んだよね。
もう少し手を引っ込めていたら指を切断してたかも知れない。
怪我した事は運が悪いけど、不幸中の幸いというか、こういう悪運だけは強いのですよオイラ。

帰宅したのは22時半ごろ。
もう夕飯抜きでいいやって思ってたんだけど、薬飲まなきゃいけなかったので適当にパンとか食べて、服薬。
お風呂に入っていいか聞いてくるの忘れたけれども、血流良くなったら出血しちゃうよね。
でも、昼間暑くて汗かいたので、軽くシャワーだけで済ませました。
洗髪は我慢して諦めた。

翌日。
親が乗せていってくれるというので、清算しに再び病院へ。
ついでに傷口の消毒もしてもらった。
初診の時とは別の看護師さんに包帯も巻き直してもらった。

縫合直後。